目黒周辺 イートインありリピーター老舗

黄色いモンブラン発祥の昭和レトロな名店 自由が丘 モンブラン

モンブランの人気メニュー/モンブラン
自由が丘駅前の「モンブラン」は創業から86年の老舗で「日本で初めて黄色いモンブランを紹介したお店」としてインスタでは有名です。店内は昭和レトロな雰囲気がプンプンしていて、100席を超えるお洒落なイートインもあるから、美味しいケーキを存分に楽しめます。

大人気の黄色いモンブランと絶品スイーツ6点

 

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圧倒的一番人気の「モンブラン」(税込720円)です。アルプスの名峰、モンブランをモチーフにしたお店の代表作で、創業当時から形は変えていないのだとか。

このモンブランはカステラの上にクリームを乗せる面白い作りで、マロンクリームの中にはバタークリームと生クリーム。一番上に山頂の雪に見立てたメレンゲクッキーが載せられています。

クリームはとってもコク深く、フワフワのカステラと相性抜群、中心にはカスタードクリームと、大きな和栗のマロングラッセが丸ごと1粒入っていました。

一番上のメレンゲは程よく酸味の効いたレモン味でサックリ&シットリ、中々いいアクセントになっています。

すごく懐かしい味というか、バニラ味のカスタードに、バタークリームのコラボが旨味タップリで、最後までめっちゃ美味しく頂けました。

 

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大人気の栗とチョコレートのティラミス風(税込680円)です。

マスカルポーネチーズにエスプレッソとコーヒーのクリーム、その下にはバローナ社の「バイべ」という、めっちゃ濃厚なミルクチョコのテリーヌに、サクサクのダックワーズ。

ダッグワーズにはスパイシーなシナモンが効いています。これがチョコクリームとベストマッチして、めっちゃ美味しいですね。

かなり手の掛かったケーキで、お値段的にもこれなら納得です。

 

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定番のショートケーキ(税込650円)です。ミルキーで旨味たっぷりのな生クリームが2層。大きくてとてもリッチで、滑らかな食感です。

甘酸っぱい苺にタマゴ味が濃くて、ふわふわのスポンジと抜群に相性がよく、生クリームが甘さ控えめで、パクパクいけちゃう美味しさでした。

 

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人気の「バナナチョコレート」(税込550円)です。

大きめで少し甘めのチョコレートムースの下に、もっちりとした食感のバナナがタップリと挟んであります。

チョコバナナがふんわりとしたチョコスポンジにすごくマッチして、全体のバランスが良く、とっても美味しく頂けました。

 

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人気の「衣栗ぜいたくロール」(税込650円)です。

1口で言うならロールケーキ版モンブランという感じでしょうか。上には渋皮まで裏ごししたマロンクリーム、中に洋酒がほんのりと効いた大人味の生クリームという構成で、甘さ控えめだから意外にサッパリと食べられます。

上に載せられた渋皮煮はホックリ。ミルキーな生クリームと、市松模様にアレンジしたチョコスポンジのコラボもイイ感じ。

栗味がなかなか濃厚で、とっても美味しかったです。

 

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よく推されている「ミルフィーユ」(税込650円)です。

ミルフィーユは生地を何度も折り返してから焼き上げるとかで、香ばしくパリパリ。中にはマスカルポーネチーズとバニラを合わせた、濃厚でコク深いクリームがタップリと挟まっています。

手掴みのほうが食べやすいとの事だったので、今回はフォークを使わず手で食べてみました。女性は抵抗があるかも知れませんが、確かにこの方が美味しく感じます。

パリパリの生地と濃厚なクリームが、口の中で渾然一体となる幸福感… やはりミルフィーユはこれに尽きます。

少し甘めなので無糖コーヒーなどをお供にすると、更に美味しく食べられると思いました。

 

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売り切れる事が多いという「エクレール」(税込600円)で、かなり大きいです。手に持つとずっしりとして苺がタップリ。

美味しい…これは見た目通りの美味しさですね。中の苺は意外に酸味があるのですが、それが中の濃厚なカスタードと、ふわっと軽い生クリームと抜群にマッチして、チョコたっぷりの厚いシューとの「コラボ感」がたまりません。

パクパクと止まらなくなる程の美味しさで、あっという間に無くなり、2個だけ残っていたので、すかさず確保! 無事お土産で買って帰りました。

あとですね↓

私も頂きましたが、このグラスや見た目が昔と全く変ってません。1口食べて味もそのままだったので、泣きそうになりました。もちろん、めっちゃ美味しかったです。

まとめ-老舗ならではの美味しいケーキが多い

さすがは80年を超える老舗です。ケーキも「甘い」と評判でしたが、そんなことはなく、モンブランは丁度いい甘さで、とても美味しかったです。

生ケーキは毎日かなりの数を用意しても、夕方頃には売り切れ続出になるらしいので、確実にゲットしたい人は午前中に行った方がよいと思います。

他にも焼き菓子が幅広く推されいて↓

なんとめっちゃ美味しそうな「ティーコンフェクト」っていうクッキーの詰め合わせが、ネット通販でお寄り寄せ可能なんです。

下記ページから購入できますので、興味のある方は御覧ください。

ティーコンフェクト/アマゾン

ティーコンフェクト/楽天

あと自由が丘はケーキの激戦区で、近くには以前ご紹介したカリスマシェフとして有名な「辻口博啓」さんが主催するモンサンクレール

都内トップレベルの美味しさと言われるパリセヴェイユがありますので、興味のある方は御覧ください。

長年の歴史と風格を感じさせるレトロな外観が魅力

 

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最寄りの自由が丘駅からは徒歩1分。やはりお店の外観は歴史と風格を感じますね。黒とゴールドのロゴに、上のビルの白い古レンガ調の外壁がとても良く映えて、すごくお洒落です。

自由が丘駅からの道順

モンブラン周辺のストリートビュー

店内は完全に昭和レトロな雰囲気で、きれいなショーケースの中には品数を絞った20種類のかわいい生ケーキと、4種類の豪華なホールケーキが所狭しと並んでいました。

焼き菓子コーナーもかなり広くて、美味しそうなフィナンシェやマドレーヌ、マカロン、生チョコなどがズラリ。

ちなみに今回はフィナンシェを買って帰りましたが、生地が外サク中フワで、焦がしバターとアーモンド風味が素晴らしく、とっても美味しかったです。

個性的でお洒落なイートイン、ドリンクも豊富

 

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イートインスペースは幾つかの部屋に仕切られていますが、とても広くて全部で100席以上、オムツ替えの専用スペースもあるから、赤ちゃん連れでも安心です。

レトロモダンな椅子やテーブルが素晴らしく、壁に掛かっている絵は、破天荒な人生を送った事で有名な「東郷青児」画伯の物で、お店の雰囲気に良くマッチしていると思いました。

ドリンクメニューは非常に豊富で、コーヒーはブレンド、エスプレッソ、カフェラテなど12種類(税込750円~1200円)、紅茶は3種類(レモン、ミルク、ストレート 一律税込750円)、他にホットミルク、ココア、抹茶、ハーブティーなどがあり、ホットとアイスを選べます。

ソフトドリンクはレモンジュース、レモンスカッシュ、クリームソーダ、メロンソーダの4種類(税込500円~900円)で、すべてのドリンクはケーキとセットにすると100円安くなります。

他にも美味しそうなデザートメニューがあり、4種類のアイスクリーム(チョコ、バニラ、抹茶、コーヒー、一律税込690円)やチョコレートサンデー(税込890円)アイスモンブラン(税込1150円)プリンアラモード(税込950円)などがありました。

私はブレンドコーヒー、相棒は紅茶のストレートを選びましたが、どちらも素晴らしく、紅茶はポットで提供されるからお得です。

店員さんの応対も非常に素晴らしく、ほんわかした雰囲気で、とっても満足できました。

和製モンブランに隠された大いなる偉業とは?

お店の創業者は日本の洋菓子業界で「伝説のパティシエ」とも呼ばれている迫田千万億(さこた ちまお)さんです。

迫田さんは1903年(明治6年)生まれの鹿児島県出身の方で、最初は鹿児島市内の和菓子店に務めたあと、関東大震災の爪痕が色濃く残る1924年(大正13年)に上京し、当時神楽坂にあった「紅谷」という、和菓子を提供する喫茶店で修行を始めます。

大正時代末期の東京は震災後の復興景気に湧き、日本の洋菓子界にも新しい風が吹き込まれ、西洋の真似ではなく「日本独自の洋菓子を追求し始めた黎明期」だったと言われています。

そんな空気の中、迫田さんは修行を続けながら遂に本場フランスに渡り、フランス東部にそびえ立つ「シャモニー・モンブラン」の威容に感動し、1933年(昭和8年)の独立を機に、当時は田んぼと畑ばかりだった自由が丘で、念願の「モンブラン」をオープンさせました。

迫田シェフは本場フランスでモンブランの製法を学び、製造元から許可を取り、日本で販売をはじめます。

しかし当時の日本ではフランス製のマロンペーストを入手するのが困難でした。

そのため和栗の甘露煮、つまり「栗きんとん」を、滑らかなペースト状にして絞った「黄色いモンブラン」の思いつき、昭和20年代初頭に開発し販売したのです。

まさにこれこそが、現代につながる和製モンブラン誕生の瞬間で、当時は物珍しさも手伝ってか、飛ぶように売れていきます。

でも何故か迫田シェフはこの黄色いモンブランの製法を登録商標にせず、ライセンスフリーにしていました。

これは黄色いモンブランが日本で普及し、敗戦の痛手を負っていた日本を、少しでも盛り上げようする、迫田シェフの強い意向があったからだと言われています。

本当に素晴らしいことですね。

黄色いモンブランはその後、日本全国の洋菓子店にくまなく普及し、私を含め、たくさんの人々の大好物になりました。

いまは3代目に当たる「迫田一億」さんが、お店を切り盛りしています。

これからも「和製モンブランの伝道師」を体現した初代迫田シェフの遺志を引き継ぎ、末永く続いて欲しいお店だと思いました。

店舗の詳細

モンブラン  1933年オープン
住所東京都目黒区自由が丘1-29-3
電話番号03-3723-1181 予約可
営業時間テイクアウト11:00~19:00
イートイン11:00~18:00(LOは17時40分)
日曜営業
定休日年中無休
店舗形態洋菓子専門店
価格帯
(1単価)
生ケーキ:600円~700円台(税込)

イートインあり 100席以上
駐車場なし
特記事項完全禁煙、子供可、チャージ料なし、カード可(最低3000円以上、VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)、店内は基本撮影禁止だが目の前のケーキは問題なし。入店時はコロナ対策のため、備え付けのアルコールスプレーを手に塗布。
公式HPモンブラン

Googleマップの口コミリンク

お店の地図情報と口コミがご覧になれます。

Google マップ

テイクアウト用の休憩ベンチ

お店周辺で検索しご紹介しています。自由が丘駅北口にある女神像前には幾つかのベンチがあり、10人ぐらい座れます。昼間は意外に人が少ないのでオススメです。

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インスタグラムの参考ページ

#自由が丘モンブラン on Instagram | Hashtags
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※多少関係のない投稿が混ざります。

実食ブログ

https://ameblo.jp/bon-appetit00000/entry-12367684202.html