チーズ味のモンブランとSNSで人気のケーキ8点
一番人気の「モンブラン・クレメ」(556円+税 通年提供)です。
愛媛県産の香り高い和栗ペーストの中には、マルカスポーネチーズを練り込んだコク深く、ほのかな酸味のクレームシャンティがドッサリ。
中心のゴロゴロ和栗のマロングラッセ、香ばしくてサクサク&ツブツブ食感のアーモンドメレンゲと一緒にガブリと頬張れば、クラクラするほど美味しいです。
甘さ控えめでちょっと酸味があるから後味も軽く大きさも十分で、満足感の高い逸品だと思いました。
定番のガトーフレーズ(450円+税)です。
めっちゃ柔らかいスポンジと甘さ控えめの軽く仕立てた生クリーム。ジューシーで甘酸っぱいイチゴが引き立って、好きな人は2つぐらいペロリと食べられると思います。
他にも苺と旬のメロンを挟んだ、夏バージョンのガトーフレーズがありました。
よく推されているフレシュール(519円+税)です。
表面をバーナーで焦がした甘いメレンゲの中に、酸味の効いたレモンクリームがたっぷり。土台のタルトの中にはグレープフルーツのムースと、フランボワーズソースが詰まっていました。
基本タルト・シトロンですが見た目が良いですし、軽く爽やかな後味で食べられ、とても美味しかったです。お値段以上かと。
人気のサバラン・オ・マロン(520円+税)です。
ラムシロップでジュワっとくるブリオッシュに、滑らかな栗味の生クリームと、濃厚なカスタードのコラボが素晴らしく、渋皮煮の栗もゴロっと入っていて、めっちゃ美味しいです。
それほど大人味ではなく、お酒が苦手な人でも普通に食べられる感じ。逆にラムが足りない場合は、刺さっているスポイトで追加可能です。
見た目バッチリの「アガパンサス」(584円+税)です。
フワッと軽く仕立てたフロマージュブランの中に、甘酸っぱい苺のジュレとクリーミーなブルーベリーのムースがタップリ。土台はしっとりとしたビスキュイの下に、サクサクのサブレも。
口の中でジュワッと無くなるフロマージュに、苺とブルーベリーがよくマッチしています。ビスキュイや土台のサブレもいいアクセントになり、見た目もよく甘さ控えめで、すごく美味しかったです。
お店の定番と言われる「シュー・ア・ラ・メゾン」(380円+税)です。お値段もいいですが、その分他店と比べるとかなり大きいです。
ミルフィーユのフィフタージュ(パイ生地)の様に“織り込んで作る“というパイシューは厚めで香ばしく、パリパリのサクサクで少し塩味が効いてるのもイイ感じ。
フワッとしてたっぷりの生クリーム、その下のクレームディプロマット(カスタード+生クリーム)は、少し固めでもったり感があり、ほんのりとリキュールの効いて濃厚な味わい。
バニラの風味が素晴らしく、パイとクリームの一本勝負! と、いった感じでしょうか。満足感が高いので、パイシュー好きな人には特にオススメの一品だと思いました。
有名な製菓コンクールで受賞歴がある「ミラージュ」(590円+税)です。
外側はほろ苦くてトロトロなビターチョコのグラサージュ(コーティング)、中は少し甘めの濃厚なミルクチョコにムースと、酸味の効いたオレンジムースがコラボしています。
2種類のムースの間にはザクザクしたへーゼルナッツのプラリネ(キャラメリゼされたクラッシュナッツ)がたっぷり。
オレンジの酸味と濃厚なチョコの風味が抜群にマッチし、全体の旨味がグンとアップしている感じで、めっちゃ美味しかったです。
こちらは「ワールドチョコレートマスターズ」の受賞作品「アーム」(538円+税)です。濃厚なビターチョコクリームと、香ばしいへーゼルナッツクリームがコラボ。
甘さ控えめのへーゼルナッツクリームとチョコクリーム、そしてふわふわなチョコスポンジの多層構造になっています。
どこを食べてもバランスが良く、濃厚なチョコとへーゼルナッツが口の中でトロトロに混ざり合い、あっという間に食べられる美味しさでした。
こちらも人気「ガトー・クラシック・ショコラ」(519円+税)です。
トップにミルキーなシャンティ、上層に滑らかなガナッシュ、下層にガトーショコラという構成で、ガトーはムッチリでねっとりとした食感に、ガツン!と来る、濃厚なビター味が素晴らしいです。
少し酸味も感じられて、口当たりの良いガナシュにフワッと軽いシャンティとの相性もよく、すごく美味しいです。
上に乗っているパリパリとしたチョコフレークも良いアクセントになり、甘さ控えめで後味も軽く、ペロリと食べちゃいました。
あとこのお店は焼き菓子全般も人気があり、インスタではドライフルーツやナッツ、そしてスパイスたっぷりのフルーツケーキ「ケイク・オ・フリュイ」(一律2000円+税)が良く推されています。お味の方は↓
めっちゃ美味しそう… 焼き上がりにたっぷりと染み込ませる「特製シロップ」が味の決め手とかで、生地がシットリとして味わい深くなり、人気のモンブランと共にファンが多く、もう1つの看板メニューになっています。
まとめ:ケーキは特に栗系とチョコ系がオススメ
ケーキはどれも1つ1つ個性的で、繊細な味付けがされていると思いました。全部美味しかったですが、特に栗とチョコを使ったケーキがオススメだと思いました。
お値段的にもお得感があり、インスタではホールケーキを買う人が意外に多かったです。
シックでスタイリッシュな外観が魅力
最寄りの小田急線:代々木上原駅からは徒歩2分程度。グレーを基調としたシックな佇まいで、スタイリッシュな雰囲気が素晴らしいです。
※当面の間、営業時間は10:00〜18:00とのこと。入場制限もあり。
店内は白と黒を基調にしたお洒落な作り。大きいショーケースの中には、上下2段に美味しそうな生ケーキがビッシリと並んで目移りしちゃいます。
その他にも自家製の板チョコ(1200円+税)がズラリと並ぶ棚や、ワイヤーバスケットで可愛くディスプレイされた焼き菓子コーナーなど、かなり充実していました。
あとイートインは2020年10月で廃止する事になったそうです。残念ですが現在の状況を考えると仕方が無いのかも知れませんね。またいつの日か再開することを願っています。
独創的なレシピにこだわるオーナーシェフ
オーナーシェフは和泉光一さん。愛媛県出身でご実家が和菓子屋さんだったので、小さい頃からお菓子に興味があり、ごく自然にパティシエの道に進まれたそうです。
製菓学校を卒業後、このサイトでもご紹介している洋菓子の老舗「成城アルプス」や、大阪堺市の人気店「花とお菓子の工房フランシーズ」に務めた後、現在は閉店しましたが、調布駅近くの名店として知られた「サロン・ド・テ・スリジェ」のシェフパティシエに抜擢されます。
その後は前述の「ワールド・ショコラ・マスターズ」3位入賞を始め、国内外で数々の有名タイトルに輝き、2012年に独立してこのお店をオープンさせました。
そんな和泉シェフはとても研究熱心な方で、手掛けるケーキはフランス洋菓子に留まらず、ドイツやイタリアの素材をレシピとして組合せた「独創的なケーキ」を常に探求しているのだとか。
店名の「アステリスク」はフランス語で「小さな星」という意味で「小さくともみんなで力をあわせて輝いていこう」という、和泉さんの強い願いが込められているそうです。
店舗の詳細
アステリスク 2012年オープン | |
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住所 | 東京都渋谷区上原1-26-16 タマテクノビル 1F |
電話番号 | 03-6416-8080 |
営業時間 | 10:00~20:00、日曜営業 ※当面の間、営業時間は10:00〜18:00とのこと。入場制限もあり |
定休日 | 月曜、火曜(祝日の場合営業、翌日休、その他休業日は公式HPで告知) |
店舗形態 | 洋菓子専門店 |
価格帯 (1単価) | 400円~1000円 |
駐車場 | なし、近隣にコインパーキングあり |
特記事項 | 完全禁煙、 カード支払可(VISA、MASTER)、子供可、店内撮影は原則禁止。 |
HP | アステリスク |
SNS |
グーグルマップの口コミリンク
お店の地図情報と口コミがご覧になれます。
テイクアウト用の休憩ベンチ
お店周辺で検索しご紹介しています。
代々木上原駅周辺は建物がギッチリ建て込んでいて、休憩できる場所が殆ど無いのですが、西口近くの「渋谷区立西原児童遊園地」には2人掛けのベンチが2つと、ブランコがあります。トイレや水道はありません。
1駅向こうが「代々木公園」なので、こっちで食べたほうが環境はずっと良いです。
代々木公園の近くにはフグレン・トウキョウという食べ物持ち込みOKのお洒落なカフェがあり、コーヒー1杯で長時間ゆったり座れるから、私も時々利用しています。コーヒーも凄く美味しいです。ただ、夕方は平日でも混み合います。