超個性的なチョコスイーツ4点
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定番中の定番と言われる「トーストショコラ」(税込440円)です。
上に載せられたビターチョコがトロトロになって、カリカリで香ばしいバゲットにジュワッと染み込み「即席チョコラスク」のような感じで食べられます。
素材そのままのシンプルな味わいが、それぞれの旨みをグイグイ引き出していて、最高に美味しかったです。
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よく推されている「サンフォアキンドス」(税込615円)。このケーキはオーナーシェフが経営している「テオブロマ 渋谷本店」の代表作です。
食べてみると1口目からズシッと来る超濃厚な味わい。少し酸味のあるビターチョコの強い香りが口いっぱいに広がり、舌にネットリとまつわりつく感じが堪りません。
チョコが染みてシットリとしたチョコスポンジが3層に挟んであり、口の中でトロトロに溶けて無くなります。全体的に甘さ控えめでとても美味しかったです。
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お店のスペシャリテと言われる「チョコレートカレー」(税込1026円)です。
まず甘口か辛口を選び、カレーの上に乗せるチョコをミルクかビターから選べます。あとドリンクをコーヒー、紅茶、カカオティーから1つ選んで付けられます(その場合は税込1242円)。
私は辛口&ビターチョコで頂きましたが、スパイシーでめっちゃ美味しいです。口の中でホロホロと崩れる牛肉も入っていて、もうパクパクと食べちゃいましたが、そこでちょっとストップ。
中央に添えられたビターチョコをよく「混ぜ混ぜ」して食べるとまたビックリ! 旨みが格段にアップして止まらなくなり、アッと言う間に一皿なくなっちゃいました。
料理上手な人はカレーの隠し味に「チョコを入れる」と言いますが本当なんですね。もう一皿お代わりしようかと悩みましたけど、太るので止めておきました(笑)。
セットのドリンクは飲んだ事のないカカオティーにしました。ちょっと酸味のあるフルーティーな味わいと、カカオの香りがよくマッチして、とっても美味しかったです。
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期間限定で大人気だった「ルビートーストショコラ」(税込540円)です。色的にイチゴ味かと思ってましたが、全然違いました。
店員さんによれば「ルビーカカオ」という精製するとピンク色になる、「最高級カカオ豆」から作ったチョコとのことで、着色料などは一切使われていないそうです。
お味の方は「ほんのりとベリーのような風味」があり、少し酸味を感じます。基本は甘さ控えめなホワイトチョコのようで、軽くトーストされたバゲットの熱で溶け、フォンデュのような濃厚でトロトロな味わいを楽しめます。
お皿にオマケで添えてあるドライフルーツ(クランベリー、パイン)とチョコで、味変も出来ます。上にパラパラとふりかけてあるコリコリとしたピスタチオや、ピンクペッパーのスパイシーな風味も、いいアクセントになり、めっちゃ美味しくて、ペロリと食べちゃいました。
こちらはもともと期間限定メニューで、提供が終わっていたのですが↓
との事で通常メニューに加えられ、またまた人気になるのは間違いないと思います。
まとめ-チョコがどれも濃厚でめっちゃ美味しい
板チョコがドーンと乗っかって出てきた時は「手抜き?」とか思ったりもしましたが、実はバゲットの焼き加減とチョコのトロケ具合、お客に出すタイミングまで細かく気を配り「最高の状態」で提供しているのだとか。
チョコの種類も非常に多く、上でも言いましたが「それぞれ試食も可能」なので、チョコ好きな人がいきなりハマり、大人気になっているみたいです。あとTwitterでは↓
青いケーキ!@代々木公園カカオストア pic.twitter.com/9vpEqznEHG
— mons_os (@mons_os) July 14, 2019
これはインパクトありますね! この青いのはオレンジキュラソーで、中にはマンゴーやパインのムースにマルカスポーネチーズを合わせ、暑い夏でもヒンヤリ美味しく食べられる「酸味の爽やかなプリンムース」に仕上げてあるそうです。
このお店の近くには先日ご紹介した可愛いモンブランが大人気のフラウラがありますので、もし興味のある方は覗いてみて下さい。
お店はブラウンでお洒落、店内でチョコの試食も可能
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ブラウンの外観がとってもお洒落です。間口は狭いですが大きな看板が出ているのですぐ分かりました。
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店内は木彫を多用した奥行きが広い造りで、品数を絞った小さめのショーケースの中には8種類のケーキと2種類シュークリーム。2種類のアントルメ(チョコホールケーキ)が並んでいました。
このお店は「ビーントゥバー」という超高品質な自家製チョコを目玉にしていて、ショーケースの右側の棚には、カカオの産地別に整理された珍しいチョコがズラリと並んでいます。
しかも手前にタッパーが置いてあるチョコは「試食が可能」なので、私は遠慮なくパクパクと頂きました。どれも濃厚で個性的な味付けがしてあって、すごく美味しかったです。
ローストしたカカオ豆の食べ比べ(1粒ずつ)も無料との事でしたので、こちらもついでに頂きまして、女性は食べ過ぎると試食だけでお腹一杯になっちゃうかも知れません。
イートインは意外に広くソファー席もあり
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イートインは写真のようなソファー席が6席と、その奥に2人掛けの角テーブルが2つで4席、更にカウンターバーが5席、その向かい側に4人用の角テーブルが2つで8席、合計23人座れます。
飲み物はコーヒー、カフェラテ、自家製チョコレートドリンクなど、12種類から選択可能(400円~600円台)です。
バーカウンターではワインやビールなどのお酒も提供しており「おつまみ」として生ハムやフォアグラを挟んだ6種類の「マカロンサレ」(惣菜マカロン)も楽しめます。
店員さんの応対はとっても丁寧で礼儀正しく、ゆったりと楽しい時間を過ごす事ができました。
渋谷のテオブロマで有名なオーナーシェフ
オーナーシェフは土屋公二さん。土屋さんは静岡出身で商業高校を卒業後に以前から興味のあった洋菓子店で働き始め、1982年に渡仏。パリの有名ショコラトリーを中心に6年間、厳しい修行を重ねて帰国します。
帰国後は主にパリの有名店「ミッシエル・ショーダン」の日本支店でショコラティエとして働きます。その後は渋谷富ケ谷で「ミュゼ・ドゥ・ショコラ・テオブロマ」を1999年にオープン。いまでは超有名ショコラトリーとして国内でも屈指の人気を誇ります。
そして2015年。近くの代々木八幡でビーントゥバーを専門に扱う「カカオストア」をオープンさせました。
そんな土屋シェフのこだわりは自分が納得した素材で、常に新しいメニューを考えること。そのため、お店に並ぶチョコの原材料は全部自分の舌で確かめて「良い」と思った物以外は使っていないのだそうです。
やはりこういう研究熱心な所が「個性的なメニュー」を生み出す原動力となり、SNSでの人気と繁盛に繋がっているのでしょう。
これからも益々がんばって欲しいお店だと思いました。
店舗の詳細
カカオストア 2015年オープン | |
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住所 | 東京都渋谷区富ヶ谷1-6-8 |
電話番号 | 03-3460-1726 |
営業時間 | 月曜~木曜・日曜・祝日 10:00~20:00(L.O.19:00) 金曜・土曜・祝前日 10:00~21:00(L.O.20:00) 、日曜営業 |
定休日 | 水曜日 |
店舗形態 | 基本はショコラトリーだが、各種生ケーキもあり。 |
価格帯 (1単価) | 生ケーキ:500円~600円台が主流 チョコ系の人気メニュー:400円~600円台 特製チョコカレー:1000円ほど |
イートイン | あり 23席 |
駐車場 | なし |
特記事項 | 完全禁煙、カード可、店内は撮影禁止ですが、目の前のケーキは問題ないようです。 |
SNS | |
通販HP | カカオストアで販売しているチョコがお試し価格で購入可能 |
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