スペシャリテのパルファンと人気のケーキ4点
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お店のスペシャリテ「パルファン」(470円税別)です。
表面のふわふわなメレンゲは少し甘め、軽く炙ってバラの香りが付けられていました。その下には甘酸っぱいフランボワーズのコンフィチュールがタップリ。
サクサクの土台は紅茶を練り込んて香ばしく焼き上げられ、ほろ苦い紅茶味のクレームダマンドまで挟まっていて、1口では何とも表現しようのない、豊かで上品な味わいを楽しめます。
紅茶の風味が全体を覆う「バラの味のメレンゲ」とよく合っいます。本当に美味しいケーキでした。
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一番人気の「フレジエ」(550円税別)です。
素材の味わいを存分に引き出した逸品で、アーモンド風味のシットリとしたスポンジに、トップの甘酸っぱい苺のジュレ、そこにコク深いピスタチオクリームが合わさって、全体の旨味をググッと引き出している感じです。
洋酒がほんのりと香って、全部甘さ控えめだから、甘みの強い苺とのバランスも素晴らしく、とても美味しく頂けました。
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大人気の「洋栗のモンブラン」(600円税別)です。
マロンクリームはフランス製の洋栗を使っているそうで、1口食べるとかなり濃厚。凄く香りが豊かで滑らか。対照的に中のシャンティは軽くミルキーな食感です。
サックリとした土台のパイ生地にはクレームダマンドが詰められていて、アーモンドの香ばしい風味が楽しめます。全体的に甘さ控えめで、とっても美味しく頂けました。
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よく推されている「絞りたてモンブラン」(600円税別)です。
名前どおり注文が入ってから中のシャンティを作り始めてマロンクリームを絞る、特製のモンブラン。
マロンクリームは高級な「和三盆」を使っているので上品な甘さ、一口食べると中のシャンティはほとんど無糖で、すっとトロけます。濃厚な和栗の香りと滑らかな口当たり、そしてベタ付かないスッキリとした後味。美味しすぎる…
焼き立てにこだわっているという、香ばしくてサクサクのメレンゲも素晴らしく、人気が出るのは当然だと思いました。
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これもよく推されている「シブーストポム」(500円税別)です。
表面のほろ苦いパリパリなキャラメリゼを割り、フワフワで滑らかなシブーストクリームを頬張る。めちゃくちゃ美味しい…
下の方には大きめなリンゴのソテーと、バターの風味が濃厚なタルト生地が敷かれていて、絶妙なアクセントに。こちらも全体的に甘さ控えめなので、パクパクと食べられます。
まとめ-全部オススメ
とにかくどのケーキも素材の組み合わせからとことこん作り込まれていて、見た目もバッチリ、外れは1つもありませんでした。なので全部オススメです。またTwitterでは↓
ユウササゲ サントノーレパッションバナーヌ
クリームはバナナの香り高く、心地よい甘さ。
クリームのなかには、鮮烈な酸味のするパッションのムースとジュレが。
甘さと酸味の対比が素晴らしい!これぞ、ユウササゲのサントノーレ!超お勧め! pic.twitter.com/6q7EboATd2— レザノフ長官 (@love_cake2525) April 11, 2021
という具合でユウササゲフリークな方々が多く、たくさんのケーキが推されていました。インスタではマカロンやクッキーなど焼き菓子も人気があり、こちらもオススメです。
お店の外観はさわやかでスタイリッシュな印象
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珍しい店名は本名を少しモジッて付けたとか。お店の外観は上品なアイボリーグリーンで統一されていて、とてもさわやか。まるでパリの街角から抜け出したようにお洒落な雰囲気です。
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店内はダークブラウンと白で統一され、とてもフレンドリーな感じ。ちょっと小さめのショーケースの中には、品数を絞った「お店の自信作」がズラリと並び、いい匂いが漂う焼き菓子コーナーも意外と充実しています。
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イートインは開店当初は作るような噂もあったのですが、お客がひっきりなしで忙しすぎるからでしょうか? 残念ながら今もありません。
でも不定期に開催される「パフェ会」(上記写真)というお店の催しでは、スタンディング形式でイートイン可能だそうです。
あとこのお店はバックヤードが意外に大きく、ケーキの供給体制は強固らしいのですが、それでも午後には「売り切れが続出する」みたいです。この辺りは考慮に入れて来店するほうがよいと思います。
数々の名店で修業した凄腕オーナーシェフ
オーナーシェフの捧 雄介(ささげ ゆうすけ)さんは菓子専門学校を卒業後、日本におけるフランス菓子店の草分け的存在と言われる老舗「ルコント」(南青山店)で修行を始められたそうです。
2001年からは四谷の「オテル・ドゥ・ミクニ」や、5年前に惜しまれつつ閉店した上野の名店「ロワゾー・ド・リヨン」を経て、2010年に当サイトでご紹介している「パティスリー プレジール」のシェフパティシエを務められ、2013年にこのお店を開きました。
そんな捧シェフのこだわりはフランス菓子の伝統を守りつつ、素材の良さを最大限に活かしたケーキを作ること。
お店に並ぶ美しく繊細な味わいのケーキは、開店当時からSNSで大きな話題になり、今や東京を代表するパティスリーとして人気を集めています。
店舗の詳細
パティスリー ユウ ササゲ 2013年オープン | |
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住所 | 東京都世田谷区南烏山6-28-13 |
電話番号 | 03-5315-9090 |
営業時間 | 10:00~19:00、日曜営業 |
定休日 | 火曜日 |
店舗形態 | 洋菓子専門店 |
価格帯 (1単価) | ケーキ:500円~600円台 |
イートイン | なし、※毎年1回だけ開催される「パフェ会」というお店の催しでは、スタンディング形式でイートイン可能 |
駐車場 | 無し |
特記事項 | 完全禁煙、子供可 |
SNS | |
近くの 観光地 | 蘆花恒春園(作家:徳冨蘆花の邸宅と無料記念館が有名) |
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