インスタグラムで人気のケーキ8点
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お店のスペシャリテ「デリスピスターシュ」(560円+税)です。
ピスタチオのムースはめっちゃ濃く「豆の旨味100%」という感じ。
そこにラズベリージュレの酸味と、土台のシットリとしてビターなショコラダックワーズの苦味が加わって、さらに完成度が上がっています。すごく美味しい…
ムースの食感もふわっとトロトロで、香ばしいダックワースと相性が抜群な上に、ラズベリーの酸味で後味も爽やか。間違いなく今日一番のケーキでした。
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売り切れるのが早い「ムラングシャンティ」(450円+税)です。
生クリームはかなり固く、しっかりとして「滑らかなミルキー感」が口いっぱいに広がります。
メレンゲは香ばしいアーモンド風味。甘くて「サックサクの歯ごたえ」が素晴らしく、濃厚な生クリームとすごく相性がイイです。
シンプルですが抜群の美味しさで、値段的にも大満足の一品でした。
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定番と言われている「モンテリマール」(530円+税)です。
ふわっと軽い蜂蜜風味のアーモンドクリームの中に、ポリポリのピスタチオと甘酸っぱいフランボワーズ。
中心には滑らかな濃厚ミルクチョコクリームと、酸味の効いたシトロンクリームが入っていました。
土台はかなり硬めなザクザクのビスキュイ、チョコとシトロンで「味にメリハリ」があり、1口食べたらパクパクと止まらなくなり、あっと言う間に無くなっちゃいました。
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地味だけど美味しいと評判の「サンマルク」(480円+税)です。
表面をキャラメリゼしたフワフワでほろ苦いビスキュイに、洋酒の効いた深みのあるチョコクリームと、濃厚なバニラクリームという構成。
ビスキュイは一番上、中間、土台に使われ、1枚ずつ厚みが違うので、あいだに挟まれたチョコとバニラが「絶妙なバランス」でトロけ、最高に美味しいです。
キャラメルとチョコの苦味とバニラの甘味がそれぞれ独立しながら「最後に一体となる」という演出が、とても素晴らしいと思いました。
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よく推されている「モンブランセゾニエール」(550円+税)。フランス語で「モンブランの季節」という意味です。
粉砂糖の下には甘さ控えめで滑らかなマロンクリーム、濃厚な和栗の香りがしっかりと感じられます。その下はコク深く甘さ控えめの生クリームがギッチリと詰まっています。
土台は何故かメレンゲではなくフワフワなスポンジ。普通のモンブランと全然違うのですが、スポンジとクリームに「不思議な一体感」があって、とても美味しく頂けました。
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こちらもよく推されている「ノスタルジ」(520円+税)です。
トップの滑らかでクリーミーなムースはスパイシーなシナモンの香りが強く、レモンの酸味もガツンと効いています。その下には甘めのホワイトチョコとダックワーズ(ナッツ味のクッキー生地)が2層になっていました。
フワフワのレモンムース、香ばしくてザクザクのダックワーズ、そして甘いホワイトチョコ、この3つのコラボが実に良いです。さらにシナモンの香りが全体の味をピリッと引き締めていて、確かにこれはワインとよく合うかも知れません。
ホワイトチョコがこれだけ挟まっていると、かなりコッテリと重くなるのですが、それを感じさせない所が凄いと思いました。後味も爽やかで、とっても美味しかったです。
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大人気の「フレジエ」(520円+税)です。冬から春までの限定メニュー。
トップには表面を焦がした少し甘いメレンゲがのっていて、とてもフワッとした食感。
中にはピスタチオ味のシットリとした厚めのスポンジと、ねっとりとして濃厚なムースリーヌ(カスタードにバタークリームを加えたもの)が、甘酸っぱくて新鮮な苺を引き立てて、すごく一体感があります。
味は少し甘めですけど、バニラの風味と苺の香りが口全体に広がり、しかも全体のバランスがとても素晴らしいので、パクパクと止まらなくなりました。めっちゃ美味しかったです。
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人気の「タルトフレーズ」(480円+税)です。こちらも苺が一番美味しくなる春限定の一品。
甘さが強いジューシーな苺に、しっかりとナパージュ(砂糖水のツヤ出し)を掛けてあります。タルトはサクサクで香ばしいアーモンド味。
苺の中にカスタードクリームは入っていませんが「甘い苺とタルトの存在感」が強く、全然気になりません。めっちゃ美味しかったです。
まとめ-濃厚で完成度の高いケーキが多い
以上ですが、ほんとレベル高いです。濃厚で独特な味付けなのに1つ1つの完成度が高く、しかもお値段が1個400円~500円台とリーズナブル。これでは人気になるのも当然でしょう。Twitterでも↓
ブロンディール/ノワイヨ
形が刷新、円形からカットタイプになり魅惑の断面が登場。全体の構成は変わらずともバランスの変化によって一層ストーリー性を感じるように。フランボワーズの酸味と林檎の爽やかさ、仄かにお酒の香るムースリーヌがビターに渋味を働かせ、素朴な中にも華やかさを演出する。 pic.twitter.com/Pp4WmHDlgI— k-sukehongkong (@ks_honkong) February 4, 2020
これもめっちゃ美味しそうですね… リピーターが多いお店のようで、季節限定で登場するケーキもたくさんあり、かなり懐の深い良店だと思いました。
クラシカルなスタイルにこだわる外観と店内
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こちらがお店の外観です。クラシカルで重厚な感じがあり、今回食べたケーキの様に「骨太でどっしり」しています。
ここだけ見るとまるでパリの街中に居る感じがしました。
行くまでが大変だと思っていましたが、ほぼ一本道ですし、お店は郵便局のすぐ隣にあるので意外と分かりやすいです。
車で行く人は郵便局の駐車場に停めて、お金を下ろしたついでに寄ると便利かも知れません。
最寄りの石神井公園駅からは徒歩で13分かかりますが、駅から路線バスが出ており、乗れば3分で到着します。
石神井公園駅北口からは路線バスが出ています(1番のりば:石01系統:運賃220円、運行間隔3分、所要時間3分)
お店の目の前にある「石神井幼稚園入口」というバス停で降りてください。
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店内は以前一流店でギャルソンを務められたという藤原シェフの「お父様」が切り盛りされていて、パリのエスプリが漂うといいますか、めっちゃオシャレです。
イートインカウンターは4席。他にテラス席も5席ほどあり、お父様が自ら淹れた紅茶やコーヒーを頂くことが出来ます。
ドリンクメニューはHotがエスプレッソ(380円)、カフェオレ(480円)、コーヒー(420円)、紅茶(480円)。
Iceはアイスコーヒー(470円)、アイスカフェ・オ・レ(530円)、アイスティー(480円)、オレンジジュース(530円)、オレッツァ(430円:フランスコルシカ島の天然炭酸水)。
他にグラスワインやシャンパンも各800円で楽しめるそうです。
私は紅茶、相棒はホットコーヒーを頂きましたが、とっても美味しく、お父様の応対も丁寧で、ゆったりと美味しいケーキを頂きました。
フランス伝統の味と製法にこだわるオーナーシェフ
オーナーシェフは「藤原和彦」さん。小さい頃からお菓子が好きで、高校生の時にある洋菓子店でアルバイトをして、パティシエになる決心をしたそうです。
その後は都内の洋菓子店で技術を磨き、絶品モンブランが有名な銀座の名店「アンジェリーナ」に3年間勤務したあと渡仏。フランスではロレーヌ地方にある有名ショコラティエ「オ・パレ・ドール」で1年間修行して帰国します。
帰国後は代官山のブーランジェリー「ブルディガラ」や、南青山の「パティスリーフジタ」で勤務し、2004年に埼玉県ふじみ野市で「ブロンディール」(旧店舗)をオープンして大人気となり、2015年に練馬区石神井町で現在のお店を移転オープンさせました。
そんな藤原シェフのこだわりはケーキと店舗の外観を「すべてフランス国内にあるパティスリーそのままにする」こと。
とても素晴らしいと思います。これからもフランス洋菓子伝統の「こだわりの味とスタイル」を守りつつ、長く続いて欲しいお店だと思いました。
店舗の詳細
ブロンディール 2015年埼玉県から移転オープン | |
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住所 | 東京都練馬区石神井町4-28-12 |
電話番号 | 03-6913-2749 予約可 |
営業時間 | 10:00~20:00、土日祝日 10:00~19:30 |
定休日 | 水曜日(その他臨時休業は公式HPで告知) |
店舗形態 | 洋菓子専門店 |
価格帯 (1単価) | 400円~500円台 |
イートイン | あり(10時30分から)カウンターが4席、テラス席が2テーブル×5席 |
駐車場 | 一台分あり |
特記事項 | 完全禁煙、子供可、店内撮影禁止、隣が郵便局、石神井公園駅北口からは路線バスが出ている(1番のりば:石01系統:運賃220円、運行間隔3分、所要時間3分)。店舗前の「石神井幼稚園入口」で下車。 |
公式サイト | ブロンディール |
SNS | facebook(非公式のファンページ) |
近くの 観光地 | 東映 東京撮影所(有名俳優が普通に出入りしている。周辺の道路でロケをやっているとの情報もあり) |
Googleマップの口コミリンク
お店の地図情報と口コミがご覧になれます。
インスタグラムの参考ページ
※ 新宿伊勢丹の催事会場投稿分も含みます。