インスタで人気な魅惑のケーキ
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よく推されている「ショコラプリン」(税別520円)です。
めっちゃ可愛くてハート型の入れ物は陶器だから、食べ終わったら小物入れとかに使えると思います。
上層はフワッとしたミルキーなシャンティ、下層はカカオの風味が濃い、濃厚なチョコプリンという構成で、素晴らしくバランスが良いです。
甘さもちょうど良くて素材がイイからでしょうか、後味も軽く、あっという間に食べ終わっちゃいました。とっても美味しかったです。
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一番人気のチョコケーキ「ペパデオーロ」(税別520円)です。
ガナッシュ(チョコ+生クリーム)とチョコのスポンジが「10層ぐらい」になっていてすごく濃厚な味わい。お店によればガナッシュはカカオ成分が80%のオーガニックチョコ(エクアドル産)を原料にしているとのことで、芳醇なカカオの香りが素晴らしいです。
ガナッシュはかなり硬さがあるのに口の中に頬張ると、トロリと溶けて、とっても滑らかに変化します。甘さ控えめでビターではなく、すこしミルキーな味わいなので「にがいチョコが苦手」という人にもオススメです。
小さいけど食べごたえがあって、大満足な一品でした。
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売り切れ率が高いという「和栗のモンブラン」(税別630円)です。1年を通して提供されています。
熊本産の栗を原料に、渋皮も混ぜてあるというマロンクリームは少しさらさらとした食感で、栗味がなかなか濃いです。その下のシャンティは軽く甘さ控えめ。
中心付近には大きめのマロングラッセが丸ごと1粒入っていました。土台がちょと塩気のある厚めのパイ生地です。
香ばしくてパリパリしたパイの中には、愛知県産の栗で作ったゴロゴロの栗きんとんの様なマロンペーストまで入っており、この2つのコラボが絶妙で、何となく上が洋菓子で、下が和菓子みたいな「甘じょっぱい2段階の美味しさ」を楽しめました。
スポンジには卵が含まれていないので、アレルギーのある方にもオススメです。
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お店の代表作とも言われている「カルマ」(税込562円)です。
外側はフワフワに仕上げたホワイトチョコのムース、中はミルクとビターのチョコムースの3層構造になっていて、口の中でススっと無くなっちゃうぐらい軽いのに、香りがビシッと立ってバランスが最高で「旨味のカタマリ」という感じ。
土台はザクザクとしたクランブルチョコ。これがまた素晴らしいアクセントになって、もうパクパクと食べちゃいました。甘さ控えめでめっちゃ美味しかったです。
ちなみにこの3層のチョコは名前の通り、世界的なチョコレートブランドであるカルマ社製の物を使っているそうです。
まとめ-個性的で美味しいケーキが多い
以上ですが、もともとショコラが専門なだけに、多様なチョコレートを効果的にあしらって「個性と旨味」をグイグイと引き出しているケーキが多く、今回は選抜に苦労しました。Twitterでも↓
https://twitter.com/mei33692017/status/1710922043934626288
めっちゃ美味しそう… この様にちょっと他では食べられないチョコスイーツが数多く、どれも美味しいので「リピーターになっちゃう人」が続出しているようです。私的には相当の名店だと思いました。
あとTwitterの物も含めて幾つかのショコラや焼き菓子、マカロンは下記のオンラインショップで購入可能です。
チョコをイメージしたおしゃれな雰囲気が魅力
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お店の外観はチョコをイメージしているのか、ダークブラウンが基調のお洒落な雰囲気です。窓際には綺麗な花が咲いたプランターがたくさん並んでいて、とっても華やかでした。
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店内はホワイトで統一されて清潔で上品な雰囲気。ショーケースの中には全部で30種類ぐらいの生ケーキと、専門店なだけに数え切れないぐらいのショコラ(1個300円台)がズラリと並んでいました。焼き菓子コーナーもかなり充実しています。
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イートインは向か合う2人掛けのホワイトの角テーブルが2個で、4席あります。椅子もクッション付きのホワイトで統一されていて、スッキリとしたオシャレ感が漂っていました。
ドリンクはコーヒー、紅茶、オレンジジュース、チョコレートドリンクなど、8種類(380円~700円)から選べて、ケーキとセットにすると50円引きになります。
私はコーヒーを頂きましたが、なかなか美味しかったです。あとこのお店は店員さんの応対がとても素晴らしいですね。真面目で誠意が溢れているのがよく分かり、すごく居心地が良かったです。
世界大会で優勝したオーナーシェフ
オーナーシェフは猿舘英明さん。岩手県のご実家が和菓子屋さんで、小さい頃からお菓子に親しんでいたので、ごく普通にパティシエの道に進まれたそうです。
製菓学校を卒業後、世田谷の老舗「アルパジョン」に入社して半年間洋菓子作りの基礎を学び、その後は船橋にある系列店「ヴォアラ」で5年間修行します。
転機になったのは2001年、当サイトでもご紹介している四谷の名店「ラ ヴィ ドゥース」の開店に合わせ、新シェフパティシエになった「堀江 新」さんのと出会いだったそうで、パティスリー世界大会などで受賞歴のある堀江シェフの下で約1年半、オープニングスタッフとして技術を磨きます。
その後はさらなる飛躍の為に28歳で渡仏、パリで1730年に創業した超有名パティスリー「ストレー」や、有名ショコラトリー「ミッシェル ショーダン」などで3年間働きます。
またパリでの修行の傍ら、パティスリー3大世界大会の1つ「ガストロノミック アルパジョン2003年」にも果敢に挑戦し、飴細工部門で準優勝、さらに翌2004年の同大会のチョコレート部門で何と「優勝する」という輝かしい成績を収めて帰国。2006年に「マ・プリエール」をオープンさせました。
そんな猿舘シェフのこだわりは100種類にも及ぶクーベルチュールチョコレート(脂肪分の高い製菓用チョコ)を駆使し、味や品質にトコトンこだわること。だからお店に並ぶケーキの大部分は「何らかの形」でチョコが使われているそうです。
理想的だと思いますね。やはり自分の得意な専門性をフルに活かして美味しいケーキを作るからこそ、これほどSNSで大評判になっているのでしょう。
現在はテレビや雑誌に引っ張りだこな猿舘シェフ。これからもますます目が離せないお店だと思いました。
店舗の詳細
マ・プリエール 2006年オープン | |
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住所 | 東京都武蔵野市西久保2-1-11 バニオンフィールドビル1F |
電話番号 | 0422-55-0505 |
営業時間 | 10:00~20:00、日曜営業 |
定休日 | 不定休(公式HPにて告知) |
店舗形態 | チョコレート&洋菓子専門店 |
価格帯 (1単価) | 生ケーキ:500円~700円台 ショコラ:ほぼ300円均一 |
イートイン | あり 4席 |
駐車場 | なし |
特記事項 | 完全禁煙、店内は撮影不可ですが、目の前のケーキはOKのようです。 |
公式HP | マ・プリエール |
通販ページ | インターネットショップ(ショコラ、焼き菓子、マカロン) |
Googleマップの口コミリンク
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インスタグラムの参考ページ
※催事場投稿分も含みます。