SNSで人気のケーキ
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一番人気の「モンテ・ビアンコ」です。
モンテ・ビアンコとはイタリアの「モンブラン」を指す言葉で、この様にシャンティとマロンクリームを「逆にする」のがイタリア伝統のモンブランなのだそうです。
さて、スプーンを入れてみると中にはマロンクリームが入っておらず、シャンティの山の下に、マロンクリームが入っていました。
つまりイタリアのモンブランはマロンクリームが主役ではなく、見た目通りシャンティの方が主役みたいです。
食べてみるとこのシャンティはミルキーなのに、とっても軽い口当たりで甘さ控えめ。
下の甘めなマロンクリームとの相性が抜群で、その下にはサクサクしたココア味のメレンゲに、ザクザクなビスキュイが敷かれて、メッチャ美味しかったです。
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イタリアンドルチェの定番「ティラミス」これもよく推されています。
本格派のティラミスとか言うと、もたれる程しつこい食感のクリームと、超苦いコーヒー味じゃないの? とか思いがちですが、こちらのティラミスは全く違います。
メレンゲを混ぜて洋酒を効かせたという、深みのあるマルカスポーネクリームは、口に含んだ瞬間にスーっと溶ける軽い感じ。
間に挟んだ2層のビスキュイには、程よい苦味のコーヒーシロップがタップリでジュワジュワ。全体的に甘さ控えめで、まろやかなアッサリとした後味を楽しめます。
美味しくて1個じゃ物足りないぐらいでした。
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人気の「フォンダンショコラ」です。
パリッとしたチョコ生地にフォークを入れると、中からチョコやベリーのソースがトローリと流れ出して、甘酸っぱい香りが広がります。
ソースが温かくて、シェフによれば「出来立てをイートインで食べるのが一番美味しいです」との事で、確かにその通りだと思いました。
上に乗っている凍った苺のコンポートは、酸味が強いかと思ったら少し甘め。でも外パリ中フワの濃厚なチョコ生地やソースは甘さ控えめなので、味のバランスがよく、とっても美味しかったです。
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冬でも人気急上昇中の「コッパ・アッラ・ブルチャータ」(1400円+税:イートイン限定)です。あのマツコ・デラックスさんもテレビで「美味い!」を連発し完食していました。(その様子は下記の動画で確認できます)
全長が圧巻の20cm超え、しかもトコトン作り込まれていて、SNSでは「完全にお値段以上で納得の一品」だと評判です。
一番上にはベリー、苺、パイ生地2枚と苺のコーンフレークが乗って、その下のカスタードクリームはパリパリにキャラメリゼしてあります。
絶品のキャラメリゼを味わいつつ、カスタードを食べ進めると、中には甘いフレッシュな苺がズラリと並び、苺の周りには甘酸っぱい濃厚な苺のクリーム、更にその下はミルキーなホイップクリームとバニラジェラート、そして少し酸味の強いフランボワーズのジェラートがタップリ詰まっていました。
このジェラートのバランスが凄く良いですね。全体的な味がキッチリ計算されていて、食べ進めるほどに美味しくなります。
底の方には甘酸っぱい苺のコンフィチュールとフワフワなスポンジ、さらにお店の名物「カンノンチーニ」(パイ生地をほろ苦にキャラメリゼしたシチリア伝統のお菓子)まで入っていて、最後まで飽きずに、とっても美味しく食べられました。
※残念ながらイートインが一時休止中との事で、現在は提供されていません。
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去年の秋に登場して爆発的人気だった「リスのパフェ」です。メッチャ可愛いくて見てるだけで楽しくなっちゃいます。
顔は和栗にマロンクリーム、ほろ苦い紅茶アイスで作られていて、グラスの中にはチョコチップやバニラのソルベ、凍らせたフランボワーズやブルーベリーなどがタップリ。
ただ、残念ながら今季は今のところ提供されておらず、SNSでは「残念」という声が多いようです。
あと近くには以前ご紹介した「ユ二ークで超美味しいケーキ」が評判のパティスリー ラ・グリシーヌがありますので、もし宜しければ御覧ください。
お店の特徴(外観、イートイン、サービス面)
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シックでお洒落な雰囲気ですね。お店の前にはよく手入れされた色々な観葉植物が並べられていて、道行く人の目を楽しませていました。
あと、お店の前は桜の名所としてよく知られている目黒川で、春には満開の桜を眺めなら美味しいケーキを食べられるそうです。
※現在営業時間が13:00~17:00 (売り切れ次第 閉店)に変更されています。
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お店の中はダークな木彫と白い壁でまとめられ、外観と同様に上品でシックな雰囲気です。
入り口付近には「順番待ち用の椅子」が4つ用意されています。イートインは2人が向かい合って座れるテーブルと椅子が2つ。
またお洒落なテラス席が2つ(計4人掛け)、壁際のカウンターが5席、さらに5人ぐらいが隣り合って立食できるバンコ席(バーカウンター)などもあり、すごく充実していています。
店員さんの接客もフレンドリーかつ丁寧で、とても好感が持てました。
あと焼き菓子コーナーが相当広くて、イタリアのお菓子の専門書やイタリア伝統のお菓子がたくさん並んでいて、見ているだけで楽しめます。
※イートインはコロナ対策の為、一時休止中とのことです。
オーナー紹介
オーナーシェフの「藤田統三」(ふじたもとぞう)さんは元々フランス菓子のパティシエをされていましたが、あるきっかけでイタリアン・ドルチェの素晴らしさに開眼したそうです。
その後、数年に渡るイタリア修行を経て、渋谷表参道の名店だった「ソル・レヴァンテ」で、2005年からシェフパティシエ(最高責任者)を務められ、2014年に惜しまれつつソル・レヴァンテが閉店した後、2016年にラトリエ モトゾーを開いたそうです。
フランス菓子のパティシエからイタリアン・ドルチェ専門に転向して大成功したパティシエって、日本で藤田さん以外に居るのでしょうかね?
また、藤田さんは日本で初めてイタリアホスピタリティー国際認証マーク「MOI」を取得したそうで、ある意味では「本場イタリアが認めたパティシエ」と言っても過言では無いでしょう。
店舗の詳細
ラトリエ モトゾー 2016年オープン | |
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住所 | 東京都目黒区東山3-1-4 ニューリバー東山 1F |
電話番号 | 03-6451-2389 |
営業時間 | [火~土]13:00~17:00、[日]13:00~17:00、日曜営業 ※現在13時~17時の時短営業中。 |
定休日 | 月曜日と火曜日(年末年始休みあり) |
店舗形態 | 洋菓子専門店 |
価格帯 (1単価) | パフェ:1500円~2000円台、生ケーキ:500円~600円台 |
イートイン | あり カウンター5席、バンコ(立席)5-6、向かい合う2人がけテーブルが2つ(計4席)、テラス席テーブルが2つ(計4席) ※現在コロナ対策のため、一時休止中。 |
駐車場 | 無し |
特記事項 | 完全禁煙、カード不可、2020年7月より追加の梱包材(買い物袋&紙袋)が有料 |
SNS | |
近くの 観光地 | 西郷山公園 |
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