SNSで評価の高い絶品ケーキ8点
代表作の「タルトカフェ」(税別560円)です。
綺麗なキャラメルクリームのグラサージュにフォークを入れると、このケーキのために特別焙煎したという、ホロ苦く超濃厚でフワフワの「エスプレッソムース」がたっぷり詰まっていました。
その下のサクサクなタルトの中には、絶妙な塩加減のキャラメルとザクザクのクルミを合わせた「トロトロペースト」がギッチリ! 1口食べるだけでクラクラしちゃうほどの美味しさです。
ただしシェフによれば、美味しく食べる賞味期限は「仕上げてから30分以内」という事なので、お持ち帰りの人は寄り道せず、ダッシュで帰りましょう。
よく推されている「ピスターシュ・フランボワーズ」(税別560円)です。
ピスタチオのフワフワで濃厚なムースの中に、甘酸っぱいフランボワーズのコンフィチュールが入っています。これは美味しい…濃厚なピスタチオとフランボワーズの酸味のバランスが絶妙なんですよ。
土台にはアーモンド風味が香ばしいサクサクのメレンゲクッキーが使わていて、これもすごく美味しかったです。
こちらも人気「チャイ」(税別560円)です。
名前の通りインドのお茶チャイを「ネットリでスパイシー」なムースに仕上げ、トップには軽い食感のシャンティをしぼっています。
下は生チョコみたいな超濃厚なガナッシュクリームと、同じくチョコ味で柔らかいスポンジの2層構造に。
チョコの風味が鼻に抜けるようで凄いです。しかも上のチャイのムースが混ぜている香辛料の影響なのか、チョコ以上にスパイシーかつ超濃厚で、まったく負けていません。
全体的に重い味わいなのに、パクパクいけちゃうのが不思議です。パラパラっと振ってあるシナモンパウダーも意外と主張が強く、ペロッと食べられました。
お次は「ミルフォイユ・ノルマンディ」(税別500円)です。
ちょっと焦がし風味で厚めなパイ生地の間にはフランス産の洋酒をガツン!と効かせた、ほぼ無糖の生クリームと「リンゴのコンポート」が挟まれています。コンポートは意外と甘めな味付けで、酸味はそれほどありません。
完全な大人味でサクサクで香ばしいパイ生地と、少しほろ苦くて濃厚な生クリーム、そこに甘めなリンゴのコンポートが入る事で、全体的な味わいがまとまり、めっちゃ美味しかったです。
絶品と評判の「ガトー・マルジョレーヌ」(税別500円)です。
ナッツのツブツブ感たっぷりなしっとりとした生地に、フワッと軽い生クリーム、下層は香ばしくコク深いプラリネクリームというダブル構成で、これがまたメチャウマ!
生地と生地の間のねっとりしたガナッシュも素晴らしく、全てが渾然一体となって旨味を引き出している感じ。甘さも丁度良くて、アッと言う間に食べ終わっちゃいました。
こちらも推す人が多い「ムース・ミエル・フロマージュ」(税別560円)です。
トップはイチジクと赤ワイン(マールドシャンパーニュ)のジュレ、その下が蜂蜜仕立てのムース・フロマージュ、土台がサブレという構成。
あと分かり辛いですがフロマージュをフンワリとした薄いビスキュイで上下から挟んでいて、これが口の中でトロけます。
イチジクの粒感のあるジュレはアルコールが飛び、赤ワインの風味がしっかりと感じられます。そこにふわっと滑らかな蜂蜜味のフロマージュと、サクサクのサブレ。
ほんと、最高に美味しかったです。
定番と言われている「カジノ」(税別500円)です。トップには甘酸っぱい木苺と赤スグリのジャムをコラボで乗せ、中心に香ばしいアーモンド風味の生地と、バニラのババロアという構成。
ほんのりと洋酒が効いて、1口ごとにフワッと来るバニラの香り、甘いババロアにねっとりと絡む、2種類のジャムの酸味が素晴らしくて、もう旨味たっぷり。
アーモンド生地も絶妙なアクセントになって、濃厚なのにパクパクいけちゃう美味しさでした。
人気の「モンブラン」(税別550円)です。
洋酒が効いた滑らかなマロンクリームはフランス産の洋栗。栗の香りは控えめで、その分ミルキーな生クリームや、中に入っている大きめのマロングラッセと、土台の濃厚で香ばしいアーモンド風味の「フィナンシェ」の味わいが、ググッと引き立っています。
あえて主役を変えているんですね。これはこれでかなり完成度が高いと思いました。甘さ控えめだから、何個でもパクパクいけそうなのが怖いです。
まとめ-濃厚で完成度の高いケーキが素晴らしい
とにかく完成度の高いケーキが多いです。お値段も意外にリーズナブルで、素直に美味しいと言えるケーキが食べたい人には、ぜひオススメだと思いました。あと↓
焼き菓子やチョコもオススメ!
左フィナンシェ(税抜220円)。右ドフィノワ(税抜330円)です。フィナンシェはへーゼルナッツの香ばしさが濃厚で、サクサクして旨味たっぷり。
1口ずつ焦がしバターの芳醇な香りに包まれながら、至福の時を過ごせました。甘さ控えめで、めっちゃ美味しかったです。
ドフィノワはバターの旨味たっぷりのサクサク食感。中はほろ苦く濃厚なキャラメルソースと香ばしいクルミがタップリで、噛むたびにムホホッとなります。
すごく食べごたえあり、私はお得感が高いと思いました。お店の焼き菓子は小分けされていて、1個単位から購入できます。
チョコもこんな風にお皿に並べて置くとオシャレですね。こちらはお試し用のボンボンショコラ。なんと6個/600円で購入できたそうです。お得過ぎる…
人気のブランキャラメリゼバナーヌ(税込1296円)。こちらは2021年のサロンデュショコラに出典された品です。
ラム酒がフワッと香るフルーティーなドライバナナに、香ばしいキャラメル風味のホワイトチョコがベストマッチしてます。
口に入れると、なめらかなキャラメルチョコに濃厚なドライバナナの「ねちねちした歯ごたえ」がたまりません。少しずつ食べる予定でしたが、アッという間に無くなってしまいました。
お店の特徴-レトロな雰囲気が魅力
外観はお洒落なフレンチブルー、落ち着いたクラシカルな雰囲気で、白い椅子とテーブルがワンポイントでよく映えています。
私は週末に伺いましたが、最寄り駅から遠いにも関わらず、お客さんがひっきりなしに出入りして、すごく活気がありました。
路線バスの場合↓
目黒駅西口(3番のりば、運行間隔13分、黒01系統、大岡山小学校行き:東急バス)から路線バスが出ていますので、お店近くのバス停「サレジオ教会」で降りると便利です。(運賃220円、所要時間12分)
店内は上品なアンティーク家具が絶妙に配置され、オフホワイトとダークブラウンが基調のすごくレトロな雰囲気です。綺麗なショーケースの中には15種類の生ケーキと、3種類のホールケーキ。
焼き菓子コーナーも意外と充実していて、美味しそうなクッキーと共に、手作りのジャムも数多く並んでいてワクワクします。あとこのお洒落なディスプレイテーブルは↓
なんとワンオフ品(一点物)なんですよ。こういう細かい気配りが本当に素晴らしいです。
イートインは店内にカウンター席が3つ、外のテラス席は先ほどの白い丸テーブルが1つで、合計5席あります。
ドリンクメニューは紅茶がアールグレイやセイロンなど4種類(550円~580円:ポットで提供)、コーヒーはホット、エスプレッソ(シングル、ダブル)、プレスコーヒーの4種類(450円~700円)から選べます。
他にアイスコーヒー、アイスティ、アイスカフェラテ、ホットチョコレート(ベネズエラ産の最高級クーベルチョコ)、オレンジジュース、ジンジャーエール、などが450円~580円。アルコールはグラスビール(700円)がありました。
私はホットコーヒを頼みましたが普通に美味しくて、店員さんの接客も優しく丁寧で問題なく、ゆっくり美味しいケーキを頂きました。
お店の斜向いには松田聖子さんと神田正輝さんが挙式した「サレジオ教会」がありますので、時間があればのぞいてみると良いかも知れません。
サダハル・アオキ・パリで修行したオーナーシェフ
オーナーシェフの「宇治田 潤」さんは銀座の老舗「ピエス・モンテ」で修行を始められ、その後はフランスの「サダハル・アオキ・パリ」で2年間、その後は鎌倉の名店「パティスリー雪乃下」で5年間、自身の技術に磨きを掛け、2011年に「パティスリー ジュンウジタ」を開かれたそうです。
宇治田さんのこだわりは「ケーキを最後まで見届けられるパティシエであり続けること」だそうで、素材を活かした個性的なケーキの数々は、多くのスイーツファンを魅了しています。
店舗の詳細
パティスリー ジュンウジタ 2011年オープン | |
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住所 | 東京都目黒区碑文谷4-6-6 |
電話番号 | 03-5724-3588 |
営業時間 | 10:30~19:00、日曜営業 |
定休日 | 月曜日※祝日の場合は翌日 |
店舗形態 | 洋菓子専門店 |
価格帯 (1単価) | 300円~500円台 |
イートイン | あり 5席(店内カウンター席3、テラス席2) |
駐車場 | なし 近くにコインパーキング有り |
特記事項 | カード可(JCB、AMEX、VISA、MASTER)、店内は写真撮影禁止、目黒駅西口(3番のりば、運行間隔13分、黒01系統、大岡山小学校行き:東急バス)から路線バスが出ている。店舗近くの「サレジオ教会」で下車(運賃220円、所要時間12分)。 |
公式サイト | パティスリー ジュンウジタ |
SNS | |
近くの 観光地 | カトリック碑文谷教会(別名サレジオ教会、松田聖子と神田正輝が挙式した事で有名)、林試の森公園 |
Googleマップの口コミリンク
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