SNSで人気のケーキ9点(日替わりなのでご注意を)
パティシェリアのオリジナルメニュー「サンデー」(486円)です。こちらは常時食べられますし、同じ値段でコーンに乗せることもできます。
コーヒークリームはブルーマウンテンを抽出して作った本格派で、クリーミーで濃厚なのに、ほろ苦くさっぱりとした後味が特徴です。
刺さってるビスケットも香ばしく、底の方には小熊のクッキーも隠れていて良いアクセントに。とっても美味しくて、大満足な一品でした。
これ以降はケーキの紹介になります。ケーキの提供日についてはこちらの公式インスタグラムでお確かめください。
以前ご紹介したル・ジャルダンブルーの「タルトショコラマカダミア」です。
これはガツン!と来ますね… 中の濃厚なチョコガナッシュと煎りあげたアーモンドとマカダミアナッツの香ばしさ、そこにもったりとした、甘くほろ苦いキャラメルソースと、これまた超濃厚なビターチョコクリームの「ダブルパンチ」が襲ってきて、完全にノックダウンという感じ。
確かに少し甘くて重いです。重いけれどもこの重さがきちんと「個性」になっていて、あえて酸味を入れないからこそ、ナッツの香ばしさにチョコとキャラメルの味わいが、グググッと生きています。
無糖コーヒーともすごく相性が良く、使われている素材が良いのか、胃にもたれることも無く、めっちゃ美味しく頂きました。
昨今の後味軽く食べられるケーキに「飽き足らない人」にはぜひオススメの一品だと思います。
同じくル・ジャルダンブルーの「モンシュー」です。かなり大きく、ザクザクなクランブルを散らした厚いクッキーシューにモンブランが入っています。
中は濃厚なマロンムースにふわふわでコクのある生クリーム、下層にはトロトロなカスタードクリーム。生クリームの中には、大きめのマロングラッセも入ってました。
香ばしくて少し塩気のあるパリパリなシューに濃厚な栗味。そこに生クリームとカスタードの甘さが適度にプラスされて、とてもいい感じです。
土台のシューの中にもカスタードがたっぷりで、バリバリパクパクと、あっという間に食べちゃいました。
同じくル・ジャルダンブルーの「イヴェール」です。フランスの伝統洋菓子シャルロット風に仕上げた一品で、こちらはパティシェリア限定のケーキになるそうです。
フワッと仕上げたホワイトチョコと苺のムースの下に、少し酸味のある濃厚な苺の生クリームがたっぷり入っています。
外側のビスキュイは外サックリ&中はしっとりとした味わいで、めっちゃ美味しかったです。
次は都立大学駅近くの人気パティスリータダシ・ヤナギの「モンブラン」です。
渋皮入のマロンクリームは洋酒入りで、濃厚かつ、とっても滑らかな仕上がりです。中の生クリームは対照的にフワッと軽い舌触り。中心にはホックホクのマロングラッセ。
土台は基本通りサックサクのメレンゲ。甘さ控えめで、パクパクと一気に食べられる美味しさでした。
パティスリー ヴォワザンの「デリスフランボワーズ」です。
木苺の入った濃厚なミルクチョコと、フランボワーズムースの酸味が、バランス良くマッチしています。下は濃厚なピスタチオのクリームと、少し固めのチョコビスキュイ。
ピスタチオの風味はそれほどでもありませんが、逆に上のミルクチョコとの一体感が出ている感じ。サクサクなチョコビスキュイも良いアクセントになり、甘さ控えめで、なかなか美味しかったです。
同じくヴォワザンの「ブールサレ」です。
表面はパリパリのキャラメリゼ、2層目はふんわりとラムレーズンが薫る、少し甘めのミルククリーム。
その下にガツンと塩気の効いたバタークリーム、最後にザクザクとしたサブレ生地という、この4層構造が「甘じょっぱい」絶妙な味わいを生み出し、こちらもすごく美味しかったです。
北浦和にあるパティスリーポルトボヌールの「ムラングシャンティ キャラメルフィグ」です。
スパイシーでサックサクのメレンゲに濃厚なキャラメル味の生クリーム、中心には赤ワインで漬けたイチジクコンポートという、斬新で手間の掛かった一品。
これはめっちゃくちゃ美味しい… 濃厚なキャラメルクリームと、少し酸味があって深みのあるイチジクのコンポート、スパイシーかつ、サクサクでジュワっとくるメレンゲが「三位一体」の絶妙な味わいで、食べごたえ十分。大満足の一品でした。
※ポルトボヌールはパティシェリアに不定期出品しているお店で、現在このケーキは店頭に並んでいませんが、また復活することがあるかも知れません。
同じくポルトボヌールの「デリスピスターシュ」です。
トップは豆感タップリの濃厚なピスタチオのムースリーヌ、その下がアーモンドとピスタチオのビスキュイ、これはシロップがタップリでじゅわじゅわです。
その下は酸味の効いたグリオットチェリー入りの濃厚チョコ。あとは上と同じく、アーモンドとピスタチオのビスキュイが挟まります。
この3層のコラボが下にもう1つあり、複雑な味わいの中に、それぞれの素材の良さを堪能しながら「抜群の一体感」を楽しめます。
※こちらも現在は店頭に並んでいません。
まとめ-ケーキはどれも美味しくコンセプトが斬新
誰が考えたのかは知りませんが「お店の基本コンセプト」が非常に素晴らしいです。
世界で初めてとも言われてますし、提供されているケーキの数はなんと100種類以上、そのどれもがそれぞれの人気店から「作り立てを直送する」というのですから驚きです。
これ、お客の側からしてみると、わざわざ個別に足を運ばなくても、それぞれのお店の「人気のケーキ」がズラリと並んじゃってる訳で、もうパラダイス状態と言いますか、興奮してツイツイ買い過ぎたり、食べすぎてしまうという寸法です。
ケーキの入荷予定について
上でもご紹介していますがパティシェリアは首都圏の人気店のケーキを一堂に集め、日替わりで提供している関係上、ケーキの入荷状況は週ごとに変更されることが結構あります。
現在はケーキの入荷が変更される場合、パティシェリアの公式インスタグラムで順次告知していますので、特定のお店のケーキを食べたい方は、あらかじめ入荷予定表を確認してから来店したほうがよいと思います。
あとこのお店は各種クレジットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)も使えるから便利です。
ケーキメニューは常時100種類以上がズラリ
こちらが店内です。お店は新宿駅から徒歩2分のところにある「新宿タカシマヤの地下1階」にあります。セレクトされたケーキは各パティスリーが朝のうちに作り、すぐパティシェリアへ運ばれるそうです。
店内には常時100種類以上のケーキがズラリと並び、完全にパラダイス状態。種類が多い分、人気の品は売り切れが意外と多いので、お目当てのケーキを争うように買っている人が多かったです。
テイクアウトのケーキはこんな風に厚紙で1つずつ仕切ってくれるので、型崩れし難いそうです。夏は入れた保冷剤を湿気防止の為に「ナプキンで1個ずつ包む」という徹底ぶりで、サービス面でも群を抜いています。
独自のセルフシステムで混雑の解消も
あと、このお店はケーキの購入方法が一風変わっていて、買いたいケーキはお店備え付けの箱に入っている「注文用紙に自分でチェック」を入れ、それをテイクアウト専用の受付に持っていきます。
イートインしたい場合は食べたいケーキにチェックし、カフェ専用の受け付けに持っていくシステムです。要するに「ご注文はセルフでお願いします」という事なんですね。
まあ、ケーキの種類もめっちゃ多いですし「お客さんは大多数=店員さんの数が限られる」から、仕方がないと思います。
むしろ店員さんに声を掛けて貰えず、後ろでウロウロしたり、注文したケーキを間違えられたりする事が少ないので、逆にこのシステムの方が良いかも知れません。
こちらはイートインの様子。カウンター席のみですが横一列で7席あります。椅子はクッション付きで、席の間隔は少し狭いですが、問題ないレベルだと思いました。
ドリンクメニューはかなり多く、長くなるのでアコーディオンメニューに収めました。
私はパティシェリアブレンド、相棒はアールグレイティーを注文し、どちらも普通に美味しかったです。
ただし伺った日が休日だったためか、イートインの周囲は「イートイン待ちの人」が多かったです。店員さんの応対はとても丁寧で好感が持てました。
平日の昼間は「意外に空いている」との情報があるので、ゆっくり食べたい人は狙い目だと思います。
ケーキの価格帯は1個400円~500円台と意外にリーズナブルでお得です。ちなみにお味のほうは「どれも美味しい」と評判で、季節限定ケーキも色々楽しめるそうです。
店舗の詳細
パティシェリア 2007年オープン | |
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住所 | 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 新宿タカシマヤ B1F |
電話番号 | 03-5361-1111、テイクアウトのみ予約可能。席の予約は不可。 |
営業時間 | [月~金・日・祝] 10:00~20:00 (L.O.19:30) [土] 10:00~20:30 (L.O.20:00)日曜営業 |
定休日 | 不定休(新宿髙島屋に準ずる) |
店舗形態 | 洋菓子専門店、人気パティスリーのセレクトショップ |
価格帯 (1単価) | 400円~500円台 |
イートイン | あり 7席 |
駐車場 | あり |
特記事項 | 完全禁煙、カード可(VISA、MASTER、JCB、AMEX、Diners)、子供可 |
SNS |
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