SNSで人気のタルトケーキ6種と絶品キッシュ
大人気のアメリカンチェリーパイ：550円（税別）です。
ジュ―シーなアメリカンチェリーにクレームダマンド、バター風味が香ばしいカリカリのタルト。酸味と甘さのバランスが絶妙で本当に美味しい。
タルト生地がしっかりと焼きこまれているので、手に持った方が食べやすいと思います。
一番人気の「バナナクリームタルト：550円（税別）」です。
上に掛けられているビターチョコは意外に濃厚で存在感があり。ホイップクリームはバナナ風味かつ、とっても軽くて甘さ控えめ。中の大きめのバナナは少し酸味が加えられ、いいアクセントになっています。
タルトの上にはネットリとした濃いめのキャラメルカスタードと、チョコのスポンジ… かと思ったら「ナッツ風味」のフワフワなスポンジが挟まっていて、上のホイップクリームと絶妙にマッチ。
土台のタルトも香ばしくザクザクで旨味たっぷり。ただ、フォークだけでは押し切れない程の固焼きなので、食べる時はナイフがあると便利かも。全体的に素晴らしいお味で、大満足できました。
よく推されている「いちごタルト：550円（税別）」です。苺はとても新鮮で甘酸っぱく、下の生クリームは少し固めの濃厚な味わい。苺とよく合っています。
下のほろ苦くシットリしたショコラのスポンジは少し甘じょっぱく、イイ感じのアクセントに。
土台のタルトはナッツ風味で香ばしく、サックサクの仕上がり。ほんと美味しくて、このタルト生地だけ売って欲しい感じです。
全体的に甘さ控えめで、あっという間に食べ終わっちゃいました。
人気になっている「イタリア栗のモンブランタルト：550円（税別）」です。
マロンクリームは甘さ控えめで、ほんのりと洋酒が香りすごく滑らか。その下の生クリームは硬めで、濃厚かつミルキーな味わい。
クリームとタルトの間の、ほろ苦くてしっとりとしたチョコビスキュイが素晴らしく、カチカチでザックザクのタルトと「抜群のコラボレーション」を発揮しています。
全体のバランスがよく、甘さ控えめで食べごたえがあり、とっても美味しく頂けました。
こちらもよく推されている「イチジクのクラフティパイ：600円（税別）」です。
イチジクにグレープフルーツの爽やかな酸味を組み合わせた逸品で、トロトロのイチジクと少し歯ごたえのあるグレープフルーツが「抜群にマッチ」しています。
下には香ばしくザクザクとしたパイ生地と濃厚な生クリームに、トロトロのカスタード。酸味と甘味のバランスが素晴らしく、最高に美味しかったです。
木曜日限定（水曜日の場合もあり）で登場する「クリスピーアップルパイ：550円（税別）」です。
タルトの壁をフォークで叩くと「コンコン」といい音がして、見た目通りのザックザクでカリカリ。
仕込みに3日も掛けるという「濃厚なバター風味の煮リンゴ」はシナモンが適度に効いて、とても柔らかく甘酸っぱくてジューシー。
トップのクリスピーなクランブルは、厳選した黒糖がたっぷり掛けられているとかで、旨味タップリでした。
トロトロでゴロゴロの煮リンゴに、香ばしくてザクザクのタルト、そして旨味タップリの黒糖クランブル。もうこれ以上ない出来栄えで、最高に美味しかったです。
ただ、曜日限定に加えて「アッという間に売り切れる」そうなので、どうしても食べたい人は電話予約がベストだと思います。
※こちらはリンゴが美味しくなる秋～冬限定の不定期商品です。
あとこのお店はキッシュ：600円（税別）も大人気で↓
牛肉のキッシュ。う〜ん、牛肉の存在感パないですわ〜🍖 薄切り肉ではなく、ステーキ用のブロック赤身肉から切り出していますな、これは。パンチ力とボリューム感で存在感が光ってます ☆
見るからにパリパリ＆ジューシーでめっちゃ美味しそうです。他にも「トマトとオリーブのキッシュ」や旬の野菜を使ったキッシュ、きのことチーズを組み合わせたキッシュなどが人気になっていました。
まとめ-完成度が高い個性的な手作りタルトが一押し
以上ですが、土台のタルトの出来栄えが本当に素晴らしいです。しかも使い回しではなく、１つ１つ大胆に味や食感を変えて使っているのがよく分かり、相当手間が掛かっていて、全体の完成度が高い。
都内でも指折りというか、タルトでこのお店を超える味を出せる所って、相当少ない気がします。とにかくタルト好きな人には「全力」でオススメ出来るお店だと思いました。Twitterでも↓
熱烈なファンがたくさん居て、大勢の人から愛されているのが良く分かります。精神を浄化してくれるケーキ店… こんな事を言われるお店は中々ないと思います。
お店の外観はお洒落な隠れ家風
最寄りの神保町駅からは徒歩4分。リピーターの間で恐怖と言われている「完売黒看板」が出ていました（笑）
これ見たら凹みますよね。大体午後の1時～2時ぐらいまでには、ほとんど売り切れちゃうみたいです。
お店はブルーとブラウンが基調のオシャレな外観なのですが、間口が狭くて分かり辛いです。なので初めての人は、この通りに出ている「白い看板」を目印にしたほうが良いと思います。
販売するタルトは前日に公式Facebookで発表され、当日の9:00〜10:30までに予約すれば取り置きも可能です。
店内はとてもレトロチックで上品な雰囲気。ソファーとテーブルがありますけど、現在は忙しくてイートインはやってないそうで、主に順番待ちで使われていました。
そしてカウンターの向こうでは仲良く岩崎夫妻が並んで接客をされており↓
ほんとに素晴らしい応対で、タルトについて聞いても丁寧に答えて頂けました。
文房堂について
このお店のタルトはスタイルズケイクスから200mぐらい離れた「文房堂」（1887年創業）という画材店の3階にある「文房堂GalleryCafe（営業時間は11時～19時30分）」でも提供されています。
レトロなカフェスペース（38席：直通エレベーター有）でゆっくり味わうことが出来ます。クレカも使えますよ（VISA、Master、JCB、AMEX、Diners）。
ただしタルトは「平日のみの提供」なのでご注意ください。
3階と4階は若手作家を中心とした「個展アートのギャラリー空間」になっていて、何も頼まずにたくさんのアート作品だけを見ることも可能（入場無料）です。
可愛いポストカードなどもいろいろ販売されていました。
カフェは落ち着いた雰囲気でゆったりとできる
3階のカフェスペースは落ち着いた雰囲気で、窓際には“お洒落なカウンター席“がズラリと並び、外の視線を気にする事なく、高みから綺麗な景色を眺めることが出来ます。他に7人がゆったり座れる大きなテーブルが2つありました。
ドリンクメニューはコーヒー（Hotのみ2種：400円～480円）、紅茶（ポットで提供Hot2種、Ice2種：480円～600円）、ハーブティー（3種類：一律500円）ソフトドリンク（ココアやジュース類 計10種類：450円～700円）など、一通り揃っていて、3種類のランチメニュー（900円～1180円）もありました。
こちらは文房堂で人気の季節の果物をたっぷり乗せた「フルーツタルト：600円（税別）」です。
タルトは午後の早い時間に売り切れる事が多いそうなので、確実に食べたい人は午前中に行く事をオススメます。
文房堂の口コミや地図情報などは下記「Googleマップの口コミリンク」でお確かめ下さい。
素材を厳選した手作りの味にこだわるオーナーシェフ
お店のオーナーシェフは地元神田生まれの「岩崎修」さんとその奥さん「百合子」さんです。
シェフとしての経歴は公表されていませんが、ご夫妻は神田で15年間カフェを経営されていて、飲食関連の出版業務もされていたそうです。
しかしその後、利益と回転率重視でカフェ同士が「グルメ戦争的な状態」になると、ご夫妻は年々忙しくなるカフェの経営に疑問を持ち始めます。
そしてカフェを閉店し、自分たちの身の丈にあった形で「手作りタルト」のみを販売する「スタイルズケイクス」を開いたのだとか。
そんなご夫妻のこだわりは素材を厳選し「お客様に美味しいと言って貰える物を作る」こと。それはお店に並ぶ、手抜き無しの絶品タルトを見れば一目瞭然です。
これからもご夫婦で仲良くお店を続けていって欲しいと思いました。
店舗の詳細
| スタイルズケイクス | |
|---|---|
| 住所 | 東京都千代田区神田小川町3-16-5 第二岩崎ビル 1Ｆ |
| 電話番号 | 03-3291-6910 予約可（販売するタルトは前日に公式Facebookで発表され、当日の9:00〜10:30までに予約すれば取り置きも可能） |
| 営業時間 | ［月～金］ 12:00～19:00 ［土］ 12:00～17:00 売り切れ次第、終了。 |
| 定休日 | 日曜日・祝日（土曜日は不定休や時短あり、その他臨時休業はフェイスブックで告知） |
| 店舗形態 | 洋菓子専門店 |
| 価格帯 （1単価） | 500円～600円台 |
| イートイン | なし |
| 駐車場 | なし |
| 特記事項 | 完全禁煙、子供可、カード不可、ホールケーキ希望の場合は３日前までに要予約、店舗近くの「文房堂GalleryCafe」にもタルトを提供していて、カフェスペースで食べることができる（ただし平日のみ） |
| 公式サイト | スタイルズケイクス |
| SNS | |
| 近くの 観光地 | 科学技術館（家族連れに人気。体験型アトラクションが楽しめる） |
Googleマップの口コミリンク
お店の地図情報と口コミがご覧になれます。
テイクアウト用の休憩ベンチ
お店周辺で検索しご紹介しています。お店近くの「小川広場」はトイレ完備で、沢山のテーブルとベンチがあります。
インスタグラムの参考ページ
※文房堂の投稿分を含みます。
実食ブログ
