大人気のモンブランと絶品スイーツ5点
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一番人気の「モンブラン」(税込594円)。面白い形をしています。
なるほど。このグルグルはサザエの蓋のようなアーモンド味のメレンゲで、香ばしく、味がしっかりして超サクサク。これだけ別に食べても美味しいと思います。
表面のマロンクリームは濃厚でしっとりした食感。中にはコク深いクレームシャンティがぎっちりですが、甘さ控えめだから、パクパク食べれる美味しさです。
スポンジはなく、中心付近に栗感濃厚なマロンペーストが入っていて、外側のシャンティと”抜群のコラボレーション”を発揮しています。
土台のタルトはクレームダマンド仕立てのリッチな味わいで、こちらも香ばしくてサクサク。一切手抜きなしという感じで、めっちゃ美味しかったです。
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2番人気の「メレンゲクッキー」(値段不明:ミルクとローズマリー)です。香ばしくサクサクでじゅわっと来る食感が素晴らしく、月替りで色々なフレーバーが登場し、これが目当てで来店する人も多いそうです。
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お店の代表作「フレジェ」(税込562円)です。いわゆるフランスの伝統的なフレジェではなく、苺のショートケーキをフレジェ風にアレンジした一品。
卵味が濃くてアーモンド風味のスポンジはしっかり目ですが、しっとりして絹のように滑らかな食感。トップのチョコは少し固めで、これが良いアクセントになっています。
中のクリーミーかつフワフワなクレームシャンティと、大きくて甘めな苺とのバランスが素晴らしく、口の中にフワーっと甘酸っぱい苺の香りが広がり、甘さ控えめで、とっても美味しかったです。
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よく推されている「トモエ」(税込475円)です。
中はフワッとした甘さ控え目のチョコムース。ビター味がめっちゃ濃くて少し酸味も感じます。しかも口に入れた途端、”ススーっとトロける食感”が素晴らしく、1口食べると止まらなくなりました。
底のチョコスポンジはラム酒を効かせてあるとかで、フワフワで上品な味わい。トップのパリフワのマカロンも良い具合のアクセントになっていて、凄く完成度が高く、アッという間に1個たべちゃいました。
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お店のスペシャリテ「エミスフェール」(税込518円)です。
外側は滑らかなババロア風の濃厚なピスタチオ、その内側にこれまた濃厚で、プチプチした食感のイチジクのムースがコラボしていて、めっちゃ美味しいです。これは驚きましたね…
中心付近の甘酸っぱいカシス味の”砕いたクッキー”も良いアクセントになって、こちらもペロリと食べちゃいました。
完成度からして普通は500円前後で食べられるケーキじゃないかも。かなり満足感の高い一品だと思います。
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最後にご紹介するのは最近人気が急上昇している「ボストーク」(値段忘れました…)というお菓子です。
フランス伝統の発酵バタータップリな菓子パン「ブリオッシュ」をスライスし、フライパンで両面に焼き目を付けています。
このブリオッシュは地中海のデザートでよく使われる「オレンジフラワーウォーター」をタップリ入れたアールグレイのシロップに漬け込み、最後にアーモンドクリームとアーモンドスライスを乗せて焼き上げるという、すごく手の掛かったお菓子だそうです。
食べてみると表面がキャラメリぜされていてアーモンドがパリパリとめっちゃ香ばしく、中のシットリとしたパン生地からは旨味のあるアールグレイシロップとバターが、ジュワッと溢れてきます。
本当に美味しい… アールグレイとアーモンドのすごく深みのある味わいが素晴らしく、食べている間は思わず目をつぶってしまいました。
まとめ-完成度の高いケーキが多い焼き菓子もオススメ
以上ですが、どれも素材の良さがハッキリ感じられて、1つ1つを突き詰めて作っているのがよく分かり、しかも意外にリーズナブルで良心的な価格設定。
人気になるのもよく分かりますね。総合的に見て「かなりの名店」だと思います。

外観はスタイリッシュで隠れ家風の雰囲気
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外観は花壇のグリーンが映えて、スタイリッシュな印象です。入り口は右側にあり、のぼりやスタンド看板は出さない方針のようで、ちょっと隠れた名店の雰囲気もあります。
ただ「fraoula」のロゴは大きいので、店名さえ知っていれば問題ないと思います。
お店の中は撮影禁止です。お客さんの出入りは頻繁ですが、清潔感のある店内は意外に奥行きがあり、広々としていて、ゆっくりケーキを選ぶことができました。
残念ながらテイクアウト専門なのでイートインはありません。ただ順番待ちの腰掛けはあるので、混んでいる時は座る事ができます。
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店内はこんな感じ。綺麗なショーケースの中には15種類ぐらいのケーキが並んで、どれも美味しそうなので目移りしちゃいます。
他にも上でご紹介のメレンゲクッキーの他、焼き菓子もたくさんあり、クロワッサンなどのパンも販売されていて、焼き立てのイイ匂いが漂っていました。
手作りケーキにこだわるオーナーシェフ
オーナーシェフは知る人ぞ知る名パティシエ「桜井修一」さんです。桜井さんは料理専門学校を卒業後、代官山の一流フレンチ「マダム・トキ」の併設パティスリー「ラ・コロンバ」や、パリの有名パティスリー「ルノートル」の日本支店などに務められ、1994年に自らの修行の為に渡仏します。
フランスではパリの超人気パティスリー「ジェラール・ミュロ」や、現在は5つ星ホテルの最高位「バラス」の称号を持つ「オテル・ド・クリヨン」の館内パティスリーで、約3年間の厳しい修行を積んで帰国。
その後は代官山の名店として知られた「パティスリー マディ」のシェフパティシエを6年間務められ、2003年に旧店舗となる世田谷で「フラウラ」を開店、さらに2014年、現在の代々木八幡駅すぐそばに新店舗「フラウラ」を移転オープンさせました。
菓子職人になってから既に30年以上のベテランである桜井シェフのこだわりは「できるだけ日本の素材を使ってケーキを作ること」だそうです。
これはフランス菓子の伝統にこだわらず「日本の菓子職人として日本で作ることが出来る最高のフランス菓子を表現したい」という、桜井シェフの熱い情熱が、お店に並ぶケーキの1つ1つに込められていて、毎日のケーキ作りもお弟子さんに任せ切りにせず、オーナーである桜井フェフが自ら、手作りされているそうです。
今は主にご夫婦2人でお店を切り盛りされているとか。これからも変わらずに長く残って欲しいお店だと思いました。
店舗の詳細
フラウラ 2014年世田谷から移転オープン | |
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住所 | 東京都渋谷区富ヶ谷1-4-6 1F |
電話番号 | 03-6407-0304 |
営業時間 | 10:00~17:00、日曜営業 |
定休日 | 火曜日(その他臨時休業は公式HPで告知) |
店舗形態 | 洋菓子専門店 |
価格帯 (1単価) | 400円~500円台 |
イートイン | なし(簡易な腰掛けならあり) |
駐車場 | なし |
特記事項 | 完全禁煙、子供可、店内撮影禁止 |
公式サイト | フラウラ |
近くの 観光地 | 代々木公園 |
Googleマップの口コミリンク
お店の地図情報と口コミがご覧になれます。
テイクアウト用の休憩ベンチ
お店周辺で検索しご紹介しています。
お店に近い「代々木深町小公園」には沢山のベンチや多目的トイレ、水道があります。ただ、週末や夏休みは子供が多いので、代々木公園まで行った方がゆったり出来ると思います。